阪堺電気軌道は2021年3月30日(火)から、モ161号の大規模修繕工事を実施するため、クラウドファンディングによる資金募集を開始しました。
阪堺電気軌道は、国内最古の電車となるモ161形を4両所有していますが、トップナンバーであるモ161号は、阪堺線開業100周年記念事業の一環で内外装を1965年時の姿に復原、主に貸切電車として運用されています。
同車両は前回の改造から10年が経過し、半鋼車であるため木製部分を中心に腐食が進んでいます。今後も運行・維持していくためには早期の大規模修繕が必要であることから、今回、クラウドファンディングによる資金募集が行われています。乗降口扉の新製や取替え、外板修理、塗装更新などが予定されています。
目標金額は7,480,000円で、クラウドファンディングサイト「READYFOR」で募集しています。リターンにはポストカードやオリジナルマスク、写真集、HOゲージ模型、駅への氏名掲出、木製支持ポール付きつり革、降車扉、方向幕、撮影会ツアー、貸し切り運行権などが用意されています。