JR西日本の2020年度決算、コロナ影響で運輸収入が半減

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JR西日本は2021年4月30日(金)、2020年度期末決算を発表、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、連結・単体とも前年度と比べ大幅な減収減益となり、運輸収入についてはおよそ半減となっています。

単体の運輸収入は4,194億円で前年比49パーセント(%)、営業利益は2,338億円の赤字で、経常利益が2,507億円の赤字となっています。連結決算では、営業利益が2,455億円の赤字、経常利益は2,573億円の赤字で、いずれも2期連続の減益、赤字転落となっています。

2020年度期末決算では、期間を通じて利用減が大きく影響、運輸収入が大幅な減収となり、非鉄道事業も同様に休業影響等を受け、一部の業種を除いて大幅な減収となっています。こうした状況を踏まえ、不急の施策の見送りや先送りによるコスト節減を実施し、連結で約1,100億円の節減が実施されました。通期業績予想(連結)との比較では、収益は下回ったものの、利益は上回っています。

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