JR西、10月にダイヤ改正 利用の減少率が大きい昼間時間帯を見直し

ニュース画像:JR西日本 - 「JR西、10月にダイヤ改正 利用の減少率が大きい昼間時間帯を見直し」
JR西日本

©RailLabニュース

JR西日本は2021年10月にダイヤ改正を実施します。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続く中、来春のダイヤ改正を秋に前倒しします。

JR西日本では、コロナ前と比較して在来線特急の利用は約3割、近畿エリアとその他の西日本各エリアは約6割から7割と、大きく利用が落ち込んでいる状況です。今後ワクチン接種の進捗により回復に向かった場合でも、コロナ前の水準には戻らないと同社は予想しています。

主要3駅の時間帯別の利用では、朝・夕の通勤時間帯も含めた全時間帯で減少していますが、特に昼間と夜間の減少率が大きくなっています。今回、この利用状況にあわせて列車ダイヤを見直します。

2022年春のダイヤ改正では、すべてのエリア、各時間帯において、利用にあわせたダイヤとするため、朝通勤時間帯も含めた見直しを実施する予定でした。構造改革を早期に進めていくため、利用の減少率が大きい昼間時間帯を中心に一部線区でのダイヤ見直しが10月に実施される予定です。近畿エリアでは約60本、近畿以外の各エリアでは朝や夜間なども含めて約70本が見直される予定で、詳細は7月に公表されます。

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。