2021年 ブルーリボン賞は、近鉄80000系「ひのとり」

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近鉄80000系「ひのとり」(VISTAEXさん撮影)

©VISTAEXさん

鉄道友の会は2021年5月26日(水)、「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」の2021年度表彰車両を決定しました。このうち「ブルーリボン賞」は、近鉄80000系電車「ひのとり」が受賞しました。毎年1回、前年度に日本国内で営業運転を開始した鉄道車両を対象に表彰しています。

「ひのとり」は、大阪難波~近鉄名古屋間の名阪特急として2020年3月14日(土)にデビューしました。外観デザインは先進的でスピード感ある車体形状とそれを際立たせる真っ赤なメタリック塗装を採用しています。車内は、日本で初めて全席にバックシェルを設置、両先頭車両は「プレミアム車両」として「1-2」の3列シートで車内の居住性を従来より大幅に向上させ、快適性を追求した車両です。昨今のコロナ禍にあっても2020年度上半期のプレミアム車両乗車率が約7割をキープするなど安定の人気を誇ります。

鉄道友の会は、受賞の選定理由として、ビジネス、観光、お出かけなどの多様な利用用途に対応し、車内からの眺望を楽しむことができる一方、悠久の歴史を育む沿線の伝統的景観とも調和しており、完成度が極めて高く魅力あふれる車両であると評価しています。

期日: 2021/05/26から

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