京都初の地下鉄、誕生から40周年の節目に新型車両も登場

ニュース画像:開業当時から走る10系電車(Vaalさん撮影) - 「京都初の地下鉄、誕生から40周年の節目に新型車両も登場」
開業当時から走る10系電車(Vaalさん撮影)

©Vaalさん

京都市交通局の市営地下鉄は2021年5月29日(土)、開業から40周年を迎えました。1981年(昭和56年)5月29日に烏丸線の北大路〜京都間が開通、営業運転を開始しました。この日は京都に初めて地下鉄が走った日でもあります。同局はこの開業にちなみ、地下鉄をより身近に感じ,親しんでもらう日として、毎年5月29日を「地下鉄の日」と定めています。また、40周年の節目となる2021年5月に、烏丸線に投入予定の新型車両が7月に納入されることが発表され、新たな世代交代が近づいています。

ニュース画像 1枚目:京都市営地下鉄路線図
京都市営地下鉄路線図

©京都市交通局

京都市営地下鉄は、京都市を東西南北に横断する烏丸線と東西線の2路線を有します。烏丸線は、1981年の開業以降、1997年までに計3回の延伸を実施、国際会館〜竹田を結び京都を南北に走る全長13.7キロメートル(km)の路線です。東西線は、1997年10月12日に醍醐~二条間が開業しました。2回の延伸を施し、宇治市の六地蔵〜京都市の太秦天神川を名前の通り東西に結ぶ17.5kmの路線です。

ニュース画像 2枚目:2021年7月に納入する烏丸線新型車両
2021年7月に納入する烏丸線新型車両

©京都市交通局

烏丸線で現在運用されている車両は10系電車で、1981年5月の烏丸線開業時に9編成を導入しました。その後延伸他社線乗り入れによって追加増備され、2021年4月現在、120両20編成が在籍しています。開業当初の約40年前に導入した10系の9編成が更新時期となる2021年、新型車両が2021年から2025年度にかけて6両9編成、54両納入される予定です、10系は新型導入後に順次置き換えられます。

ニュース画像 3枚目:京都市営地下鉄 40周年記念ロゴ
京都市営地下鉄 40周年記念ロゴ

©京都市交通局

また、地下鉄開業40周年を迎えることから、地下鉄・市バス応援キャラクターのオリジナルグッズのほか、40周年記念グッズを販売します。なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を考慮し、グッズは、京都市交通局協力会ECサイトで販売します。

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