天竜浜名湖鉄道イメージ(JR東海211系0番台さん撮影)
NHK BS1のJapan Railway Journal選は2021年6月2日(水)4時30分から4時59分、「地域活性化で顧客拡大 天竜浜名湖鉄道」を放送します。静岡県の浜名湖沿いを走る天竜浜名湖鉄道の、コロナ禍での業績回復に奮闘する取り組みを特集します。
全長67.7キロメートル(km)の天竜浜名湖鉄道には全線に渡り、36件にも及ぶ国の登録有形文化財が存在します。歴史ある古い駅舎や、天竜二俣駅構内の転車台や扇形車庫などを残し地元に親しまれてきました。
しかし、コロナ禍で他の鉄道会社同様に利用客が減少します。そんな苦境の中、新たに開始した取り組みが駅舎スペースの活用です。創業希望者に出店先として利用を促し、現在13駅で喫茶店やレストラン、ホテルなどが営業しています。また沿線に1年中美しい花を咲かせる「花のリレープロジェクト」を企画。さらに地元の高校生が「勝手に応援団」を名乗り制作した沿線PRビデオが、高校生を対象とした観光動画コンテスト「観光甲子園」でグランプリを受賞するなど、地域が一丸となって業績回復に奮闘する取り組みを紹介します。
