2021年6月7日(月)深夜、保線作業機械が函館本線を走行中、ブレーキが効かないまま線路を走行し続ける事象がありました。JR北海道は原因を調査しています。
これは、6月7日(月)23時50分頃、線路の砕石を補充する目的で函館本線の仁山〜大沼間を走行していた保線作業機械のブレーキが効かなくなり、仁山駅と新函館北斗駅を通過、七飯駅手前まで逸走したものです。逸走距離は約7キロメートル(km)に及びます。
なお、逸走区間には仁山道路踏切、天野道路踏切の2つの踏切が含まれ、車両は両箇所を安全確保ができていないまま通過しましたが、通行車両等との接触はありませんでした。逸走した作業機械は軌道モーターカー1両、砕石散布用の機械2両で構成されていましたが、ブレーキの不具合は砕石散布用機械で発生したものと見られています。