JR九州「レール削正車」をイタリアから輸送中、7/15に熊本港で陸揚げ

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レール削正車の外観(同型車両)

©JR九州

JR九州は2022年秋頃の西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)開業を見据え、スイスのスペノ・インターナショナル社から新規購入したレール削正車を追加投入します。レール削正車は現在、制作国のイタリアから輸送中で、2021年7月15日(木)に熊本市の熊本港で陸揚げされた後、熊本新幹線保守基地へ搬送される予定です。

レール削正車は、搭載され16個の砥石でレール頭部を削る(削正する)大型の機械です。レールの表面は、列車が繰り返し走行することで車輪との接触面に傷が発生しやすくなります。そのため、定期的にレールを削正し、傷が発生しやすくなった表面部分を除去することでレールの耐用年数を伸ばすことができます。また、レールの表面が滑らかになることで、騒音対策の効果もあります。

レール削正車の使用開始時期は11月頃を予定、九州新幹線(博多~鹿児島中央間)の線路保守作業に使用します。今後開業する西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)を含めて、現在在籍する1編成と合わせて2編成体制で線路保守を行います。

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