熊本電鉄「青ガエル」5000形の再塗装、クラウドファンディングで250万円超集まる

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熊本電鉄5000形メンテナンスプロジェクト

©熊本電気鉄道

熊本電気鉄道は、2016年2月に運用から退いた5000形車両の再塗装を目的として、クラウドファンディングによる資金募集を実施、2017年11月29日(水)18時で締切りました。目標額200万円のところ、最終募金額が2,553,161円、協力者数504名となり、熊本電気鉄道は予想を大幅に超える協力が得られたと感謝の意を表明しています。

熊本電鉄5000形は、1980年代に東急電鉄から熊本電鉄に譲渡されたもので、東急時代からの緑色の塗装から「青ガエル」の愛称で親しまれていました。熊本電鉄でも2016年2月に引退し、以降は北熊本駅構内で動態保存されています。

今回の資金募集は、クラウドファンディングサイト「Makuake」で「鐡道創研」が実施し、同車両を末永く動態保存するため、緑色の「青ガエル」塗装の再塗装を行うことを目的としていました。支援金額は1口1,000円から510,100円まで8段階が設定され、返礼品は支援金額によって異なり、「青ガエル」塗装編入りのブックマークのほか、5000形の図面、バックヤードツアー、写真撮影ツアー、実際に使用されていた座席などが用意されています。

熊本電気鉄道は今後、協力した方への返礼品の準備、開催を予定している各ツアーの準備、実際に再塗装する作業に入ると紹介しています。再塗装の完了は、改めて発表する予定です。

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