JR九州は2021年7月28日(水)、2022年度秋頃に開業予定の西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)で使用する「かもめ」(N700S)の車両デザインを発表しました。愛称のロゴ「かもめ」は、毛筆書体で描かれています。
「かもめ」のデザインコンセプトは、「九州らしいオンリーワンの車両」です。「九州の経済と文化と人を結び、豊かなコミュニケーションを生む」、「『新幹線つばめ』のDNAを継承しながら、変化・進化させた新幹線『かもめ』を表現」、「西九州から吹く暖かくて優しい風を世界へ届ける」を掲げています。
車体エクステリアデザインは、同社のコーポレートカラーである赤を配色し、シンボルマークやロゴを配置しています。
車内のインテリアデザインは、「優しい、明るい、楽しい、心地良い、美しい」をテーマに色、形、素材をセレクト。和洋折衷、クラシックとモダンが組み合わされた、懐かしくて新しい空間を表現しています。1編成6両で構成される車両の座席は、指定席の1号車「菊大柄」、2号車「獅子柄」、3号車「唐草」と、それぞれ異なるデザインです。自由席の4号車から6号車は同デザインです。