10月に見学会!烏丸線の新型車両、美しい「西陣織」と「京友禅」内装デザイン公開

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「西陣織」と「京友禅」が装飾される「おもいやりエリア」

©京都市交通局

京都市交通局(京都市営地下鉄)は、2022年春頃に運行を予定している烏丸線の新型車両(20系)の内装デザインに使用する「西陣織」・「京友禅」を公開しました。新型車両第1編成の車体外観や内装に、京都の伝統産業の素材や技法を活用した事例紹介は今回が第3弾となります。現在、竹田車両基地で最終調整中の「第1編成」の一般向け見学会が10月頃に予定されており、詳細は決まり次第、同局ホームページ等で発表されます。

「西陣織」・「京友禅」は、先頭車両の多目的スペース「おもいやりエリア」に設けられ、介添えの方や大きな荷物を持つ方向けの立ち掛けシートに装飾されます。新型車両全9編成の1号車には「西陣織」を、6号車には「京友禅」をそれぞれ異なる素材で全18種、飾り付けられます。

ニュース画像 1枚目:先頭車両に装飾される「西陣織」・「京友禅」
先頭車両に装飾される「西陣織」・「京友禅」

©京都市交通局

「西陣織」は染色した糸を使用して織る先染織物で、多色の糸により美しい模様を作ることができることが魅力の一つです。「京友禅」は、豊かな色彩とデザインに草花や器物を表現する友禅模様と呼ばれる文様が特徴です。また、丁寧な手仕事による分業制で製作されることから、「おもいやりエリア」には1枚の白生地が京友禅として順番に仕上がっていく様子が分かるよう、各工程の実物の生地と写真をセットにして飾り付けます。

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