阪神初のブルーリボン賞を受賞した新型「ジェットカー」、 6年前の8/24デビュー

ニュース画像:阪神5700系5705F(キイロイトリさん撮影) - 「阪神初のブルーリボン賞を受賞した新型「ジェットカー」、 6年前の8/24デビュー」
阪神5700系5705F(キイロイトリさん撮影)

©キイロイトリさん

6年前の2015年8月24日、阪神5700系電車がデビューしました。5700系は、別名「ジェット・シルバー5700」と呼ばれる新型「ジェットカー」で、阪神電鉄の普通用車両としては20年ぶりとなる新型車両です。翌年の2016年には、同社初となる鉄道友の会第59回「ブルーリボン賞」を受賞しました。

5700系は旧「ジェットカー」の5001形、5131・5331形の後継として第1編成となる5701編成が2015年6月に近畿車輛で落成しました。2021年8月現在4両9編成の36両が尼崎車庫に在籍し、本線と神戸高速線で運行しています。

ニュース画像 1枚目:車体は無塗装のステンレスステンレスにカインドブルー」を配色(Yoshi@LC5820さん撮影)
車体は無塗装のステンレスステンレスにカインドブルー」を配色(Yoshi@LC5820さん撮影)

©Yoshi@LC5820さん

「ジェットカー」の愛称で親しまれる通勤型車両の特徴を継承し、加速度4.0km/h/s(キロメートル毎時毎秒)、減速度4.5km/h/sと日本有数の高い加減速性能を誇る最新技術を導入。車体は、約半世紀ぶりに無塗装のステンレス製鋼体を採用、軽量化と環境に配慮されています。カラーは、普通用車両の伝統を引き継いだ「カインドブルー」を配色しています。また、高効率な永久磁石同期電動機を用いたVVVFインバータ制御の主回路システムや、LED照明などを採用し、省エネルギー化を図っています。

車内は、32インチハーフサイズの液晶式の車内案内表示器を設置、吊り手・握り棒の増設や、利用車自身の操作による扉開閉ボタンの設置など、より安全・快適な車内空間を提供しています。

ニュース画像 2枚目:ブルーの座席(kinokuniさん撮影)
ブルーの座席(kinokuniさん撮影)

©kinokuniさん

環境負荷物質を低減した「地球へのやさしさ」と、車内空間をより快適にした「人へのやさしさ」の2つの「やさしさ」を追求した5700系。快適な車内で、駅間の短い阪神本線での加減速を楽しみながら乗車してみてはいかがでしょうか?

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