阪急阪神ホールディングスと東急グループは、ラッピング列車「SDGsトレイン」の運行期間を2022年9月上旬まで1年延長します。「SDGsトレイン」は2020年9月に登場し、運行期間は1年間を予定していました。
「SDGsトレイン」は、持続可能な開発目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」の達成に向け、阪急・阪神・東急と関西・首都圏の3社が合同で、多様なメッセージを発信しながら運行するラッピング列車です。各社とも、最新の省エネ車両を使用し、走行に必要な電力はすべて再生可能エネルギーで賄っています。
使用車両は、阪急電鉄が神戸線・宝塚線1000系、京都線1300系各1編成、阪神電車が1000系車両 1編成、東急電鉄が東横線の5050系4000番台1編成と、田園都市線の2020系1編成、世田谷線の300系1編成で、3社合計で6編成42両です。
3社は、これまでの運行で使用された約7.3百万kWhの電力を二酸化炭素排出量実質ゼロのエネルギーで調達。これによる二酸化炭素の排出削減量は、約2,800トン、25メートル(m)プール約2,600個分に相当します。