北条鉄道、秋田からキハ40形導入 改造費などクラファンで募集

ニュース画像:JR東日本秋田支社で活躍したキハ40(Yokochanさん撮影) - 「北条鉄道、秋田からキハ40形導入 改造費などクラファンで募集」
JR東日本秋田支社で活躍したキハ40(Yokochanさん撮影)

©Yokochanさん

北条鉄道は2021年9月1日(水)から、車両導入に伴う改造費などの経費を補うため、クラウドファンディングを開始しました。導入する車両は、3月までJR東日本秋田支社管内で運行していたキハ40形気動車1両で、運行開始は2022年春頃を予定。安定した運行、沿線・地域の活性化、観光事業の強化を目指します。

北条鉄道は2020年9月1日に、法華口駅の行き違い設備を整備し2面2線のホーム構造に改修し、列車を増便しています。しかし、現在の同社保有車両は「フラワ2000形」の3両で、万が一トラブル等が発生した場合、ダイヤ通りの運行が困難となることから車両数を増やすことが課題でした。さらに沿線地域活性化のために観光事業を強化、その一助となる「観光列車」導入で遠方からの誘致を図るため、改造費用をクラウドファンディングで募集します。

ニュース画像 1枚目:キハ40形の改造費などをクラファンで募集
キハ40形の改造費などをクラファンで募集

©北条鉄道

クラウドファンディングは、9月1日(水)から10月29日(金)までの58日間で、目標金額は300万円です。返礼品は、フラワ2000形の運転体験、キハ40形助士席側乗車体験、写真撮影会、オリジナル写真集などです。

今後の予定は、秋頃にキハ40形式気動車を北条鉄道に輸送、改造・整備を実施し、2022年5月31日までに運行を実現する予定です。なお、クラウドファンディングスタート当日の9月1日(水)16時現在、すでに84人から1,215,000円の支援が寄せられ、貴重な国鉄形車両が新たな人生を踏み出すためのプロジェクトに注目が集まっています。

期日: 2021/09/01 〜 2021/10/29

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