2022年秋に開業を目指す西九州新幹線・武雄温泉駅〜長崎駅間が2021年9月4日(土)、長崎駅構内で最後のレール敷設工事が完了し、全線のレールが1本につながりました。
西九州新幹線は完成・開業に向けて、今後駅舎の建設を行う建築工事や、新幹線の走行に必要な電力を供給する電気工事など、仕上げに向けた工事を実施します。完成した構造物や線路、駅舎など、新幹線が安全に走行できる設備となっていることを確認するため、鉄道・運輸機構(JRTT)とJR九州は共同で監査・検査等を進める予定です。
「西九州新幹線」は、長崎駅と博多駅を結ぶ路線のうち、武雄温泉~長崎間はフル規格で整備が進められ、2022年秋頃の先行開業をめざして工事が実施されています。使用する車両は、N700S新幹線電車「かもめ」で、JR九州のコーポレートカラーの赤を配した新幹線が西九州を走ります。