さいたま市大宮区の鉄道博物館は、2021年10月9日(土)から2022年1月31日(月)までの期間、本館2階「スペシャルギャラリー1」において、「山手線展~やまのてせんが丸くなるまで~」を開催します。
企画展は、山手線が1885年に開業して以来、時代によってその役割を変えながら東京の主要部を結ぶ環状線となり、首都・東京の人々の生活を支える路線へと成長し、現在に至るまでの歩みが紹介されます。
具体的には、1881年に描かれた「東京高崎線間鉄道略図」、1925年に東京~上野間の市街高架線の完成を記念して発行された「東京付近鉄道線路図」などの資料のほか、明治期の山手線や、昭和40年代の池袋駅の混雑状況を写した写真なども展示されます。
期間中の11月3日(水・祝)、2022年1月9日(日)、1月10日(月・祝)の3日間は、学芸員による企画展解説イベントも開催される予定です。