福井鉄道200形「203」2016年10月撮影(Tsurugi2999さん撮影)
福井県越前市は2021年10月21日(木)から、福井鉄道200形電車「203号」を現役時代の姿に甦らせるプロジェクトとして、クラウドファンディングを実施します。同市は今後、福井鉄道北府駅一帯を鉄道ミュージアムとして整備する予定で、「203号」の整備・塗装もこの一環です。
クラウドファンディングの実施期間は10月21日(木)10時から2022年1月18日(火)23時59分まで、目標寄付額は200万円です。
北府駅の様子、ホームからは留置された福井鉄道200形の姿が
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福井鉄道200形は1960年代に「201号」、「202号」、「203号」の3両が製造されました。「湘南型」と呼ばれる正面のスタイルや「WN駆動方式」の電車用駆動システムを採用した車両は、鉄道ファンから人気を集めました。2015年に「201号」が、2016年には「202号」がそれぞれ解体され、現存する「203号」は野ざらしの状態で、老朽化が進んでいました。
