JR西日本は2021年10月19日(火)、SL「やまぐち」で使用されるD51形200号機において、炭水車の台車に亀裂が1箇所、キズが2箇所確認されていたと公表しました。これは、7月に実施された定期検査で明らかになったものです。
この定期検査は、2020年12月28日(月)から2021年9月30日(木)まで梅小路運転区で実施されていたもので、見つかった亀裂は長さ6センチメートル(cm)、深さ1.5cmの大きさがありました。また、キズは長さ7cm、深さ0.6cmのものと、長さ6.5cm、深さ0.5cmのものの2箇所が確認されました。
JR西日本は、台車検修を行う社員へ事象を周知し、当該箇所の入念な点検を実施するとしています。