JR東海は2017年12月6日(水)、東海道新幹線向けに保有する編成のうち、「N700A」タイプへの防犯カメラ増設工事が12月14日(木)をもって完了すると発表しました。
JR東海では、利用者の安全を確保するため、2016年4月から新幹線車両の客室内やデッキ通路部への防犯カメラ増設工事を順次進めてきました。同社は、防犯カメラの設置により、犯罪や不審な行為への抑止力の向上のほか、事象発生時における新幹線車内の状況把握、対応の迅速化が期待できるとしています。
12月14日(木)の工事完了により、JR東海が保有する編成の113編成中、約9割を占める118編成の客室、デッキ部に、車内防犯カメラが設置されます。また、2019年度末に700系が引退する計画で、2020年度には全編成で車内防犯カメラが設置されることになります。