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京都を代表する有名な観光地「嵯峨・嵐山」。この名所を走る嵯峨野観光鉄道では2021年10月15日(金)から12月29日(金)まで、「紅葉ライトアップ」を実施しています。開業40周年を迎えた2021年は、クラウドファ ンディングで支援された資金を活用した「光の幻想列車」を運行。神秘的な色どりを見せる山々、鮮やかな光で煌めく川の流れなどをより一層上質に演出します。さらに11月1日(月)から12月29日までの間、トロッコ保津峡駅でイルミネーションも開催。まもなく本格的な紅葉シーズンを迎える嵯峨野観光鉄道「光の幻想列車」をおすすめビュースポットとともに魅力をご紹介します。
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嵯峨野観光鉄道は、JR西日本の子会社として1990に設立、山陰本線・嵯峨駅〜馬堀駅間の旧線を、観光専用鉄道として利用しています。1991年4月から嵯峨野観光線として、トロッコ嵯峨駅〜トロッコ亀岡駅間を結ぶ全長7.3キロ(km)を風光明媚な保津川に沿って運行しています。例年、冬季期間の1月から2月は運行を休止、車両点検や線路設備等の整備を行なっています。トロッコ列車はDE10形ディーゼル機関車がアールデコ調のノスタルジックな5両の客車を牽引、川のせせらぎを感じながら乗車を楽しむことができます。
四季折々の景色がとても美しい京都にあって、特に秋の紅葉シーズンは格別です。美しい景色とともに赤や黄色に色づいた山の木々を愛でることのできるこの時期に合わせ、嵯峨野観光線では、「紅葉ライトアップ」を実施しています。今回開催される「光の幻想列車」は、約1,000本の紅葉を約900基のライトで照らします。徐々に夕日の暮れていく中で浮かび上がる紅葉を眺めることのできる「光の幻想列車」は、昼間とは一味も二味も違った幻想的な時間を過ごすことができます。
2021年のおすすめのポイントは「殿の漁場」と呼ばれるスポットがライトアップされます。ライトアップは、対岸の木々を7色の光で彩ります。「殿の漁場」とはその昔、亀岡の城主 「明智光秀公」が、この場所で魚釣りをしていたという言い伝えに由来して名付けられた場所です。
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もう一つのおすすめは、トロッコ保津峡駅のイルミネーションです。トロッコ嵯峨駅から3つ目の駅で、保津川にかかるつり橋を渡ったところにあります。ホームでは多くのタヌキが乗客をお出迎えしてくれます。駅のイルミネーションの設置作業は社員総出で実施、両側に設置されたライトが美しい煌めきを放ち、乗客の心を虜にします。
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乗車中はライトアップポイント毎に、車掌さんの丁寧な案内と減速により存分に光輝く景色を堪能することができます。チャンスがあれば車掌さんの美しい歌声を聴けることも♫
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11月5日現在、京都はまだ紅葉が始まったばかり。そろそろ旅へ出たいと計画を練っていたら、ぜひ、秋本番を迎える京都・嵐山で「光の幻想列車」に乗車してみてはいかがでしょうか？少し肌寒い季節であっても、嵯峨野観光鉄道の皆さんのおもてなしの心の暖かさが伝わるトロッコの旅。大切な人と、友人と、家族と、これまで思い切り出かけられなかった分、自然の中で思い切り新鮮な空気を吸ってください。心もカラダも癒されること間違いなしです。
