1720系 デラックスロマンスカー「けごん」1990年撮影(もりもりさん撮影)
東武鉄道は2021年12月5日(日)から、東武100系と東武200型のデビュー30年を記念した特急リバイバルカラー車両企画の第3弾を実施します。第3弾となる今回は100系電車が、東武1720系のデラックスロマンスカーをイメージした「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアとして運行します。また、リバイバルカラー車両の運行を記念し、1720系カラーリング「デラックスロマンスカーカラー」スペーシア記念乗車券を発売します。
「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアは100系101編成に、1720系のロイヤルベージュに ロイヤルマルーンのラインを配した暖色系のカラーリングの塗装を施します。
デラックスロマンスカー塗装となる 100系 スペーシア 101編成「けごん」2021年撮影(BOEING737MAX-8さん撮影)
また、1720系カラーリング「デラックスロマンスカーカラー」スペーシア記念乗車券が12月5日(日)～2022年1月4日(火)まで、3,000セット限定で発売されます。価格は1セット3,000円で、乗車券は、浅草駅から1,390円区間の一般式大人片道乗車券と、浅草駅から700円区間の一般式小児片道乗車券、浅草駅から910円区間の大人片道乗車券の3枚セットです。発売箇所所は東武線内の計55駅で発売、売り切れ次第、終了となります。
1720系カラーリング「デラックスロマンスカーカラー」スペーシア 記念乗車券
1720系デラックスロマンスカーは、1960年に日光線の特急列車として運行を開始しました。 高級感の漂う暖色系の色調と、前頭部のボンネットタイプと呼ばれる独特なスタイルで当時人気を博しました。デラックスロマンスカーの名のとおり、ゆったりとした座席やサロン
ルームなど、まさに「デラックス」な設備が設置されていました。 1991年8月に100系スペーシアに代わるまでの31年間にわたり、日光・鬼怒川エリアへの快適な旅を楽しめるアクセス特急として、不動の地位を築きました。
東武博物館に保存されている1721号 2014年撮影(さんたかさん撮影)
