JR西日本、2021冬ボーナスは「1.25プラス5万円」 民営化以降過去最低

JR西日本は2021年度の冬のボーナスについて、1.25ヶ月分に5万円を加算した額を支給することを組合に回答しました。「1.25ヶ月プラス5万円」は、国鉄分割民営化以降の冬のボーナスでは最低となります。

同社は、黒字化に向けて労使で協力し緊急的なコスト削減や効率化を実施してきたものの、長引いた新型コロナウィルス感染症の影響が大きく、通期見通しを赤字に下方修正。さらに長期債務増加や公募増資の実施など厳しい経営状況が続いている状況下で、今回の回答は精一杯の額を提示したと説明しています。

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