山形新幹線「つばさ」、2022年春から全車指定席に 「こまち」と合わせ特急料金見直し

ニュース画像:黄色い稲穂の間を駆け抜けるE3系「つばさ」2021年10月撮影(キイロイトリさん撮影) - 「山形新幹線「つばさ」、2022年春から全車指定席に 「こまち」と合わせ特急料金見直し」
黄色い稲穂の間を駆け抜けるE3系「つばさ」2021年10月撮影(キイロイトリさん撮影)

©キイロイトリさん

JR東日本は2022年春から、山形新幹線の全列車を全車指定席として運転します。山形新幹線「つばさ」と、秋田新幹線「こまち」の新幹線と在来線の区間をまたがって利用、または在来線区間のみを利用する場合で異なっていた特急料金を見直し、新たに設定する共通の特急料金を適用してわかりやすい料金体系となります。

山形新幹線「つばさ」の自由席車両は、最繁忙期を中心に混雑が著しく、「自由席に座るために長時間並ぶ不便さ」「始発駅に近い方が座れるという不公平感」「当日まで席の確保が不確実」などが課題となっていました。 2021年6月に「えきねっと」がリニューアルし、指定席の予約サービスが拡充され、より快適で便利に、そしておトクにチケットが購入できるようになったことから、全車指定席とします。なお、「えきねっと」では「えきねっとトクだ値」や JRE POINTの還元など、おトクに指定席を利用できます。

山形新幹線「つばさ」と秋田新幹線「こまち」の料金改定については、今後は新幹線と在来線の区間をまたがって利用、または在来線区間のみを利用する場合でも新たに設定する共通の特急料金を適用します。また、指定席特急料金は、新幹線と在来線の区間をまたがって普通車指定席を利用する場合、それぞれの区間の座席指定料金相当額を合算していましたが、今後は直通方向の利用に限り、新幹線区間のみの料金(通常期の場合530円)となります。

なお、山形新幹線の全車指定席化に伴い、福島以北の「つばさ定期券」は引き続き発売しますが、席の指定はできませんので、普通車指定席の空席利用になります。また、新たな特急料金導入に伴い、料金相当額を値下げします。山形~新庄間「つばさ171号」の普通車自由席専用のつばさモーニング特急券は発売を終了します。

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