九州鉄道記念館は、2021年11月27日(土)と11月28日(日)の2日間、「キハ42055号気動車」の車内公開を実施します。
「キハ四二〇五五号気動車」は、1937年に日本車輌で製造された車両です。戦前の代表的な機械式気動車で、連結運転の時は双方の運転士が合図しながら走っていました。2021年10月に国の文化審議会で「重要文化財(美術工芸品)」に指定をすべきとの答申を受け、九州に存在する鉄道車両として初めて、また「気動車」として日本初の重要文化財の指定される予定です。
今回の車内公開は、重要文化財に指定される見通しを記念し、各日9時から12時まで、13時から16時30分までの2回、実施されます。見学は1グループ約5分で、出入口で車内用履物に履き替える必要があります。