JR貨物は2021年12月9日(木)、九州向けに新造されたEF510形式交直流電気機関車301号機「ECO-POWER レッドサンダー」を公開しました。川崎車両神戸本社内で撮影されたJR貨物公式Twitterの動画では、太陽の光を浴びてピカピカに美しく輝くシルバーの車体が映し出されています。
「EF510−301」は貨物鉄道輸送での消費電力削減を目標に、交流回生ブレーキを装備、本州で運行しているEF510形とは異なる仕様です。塗装は、ファンの間から「銀釜」とも呼ばれる無塗装ステンレスの「EF81-303」などの300番台を踏襲、車体下部には赤い帯と側面には赤いナンバープレートを掲出し、「ECO-POWER レッドサンダー」を継承したデザインとなっています。
「EF510−301」は2023年3月に運行開始予定としていて、現在九州で運行しているED76形式交流電気機関車とEF81形式交直流電気機関車を置換える予定です。
<p lang="ja" dir="ltr">本日、川崎車両株式会社神戸本社にてEF510−301号機の報道公開を実施しました。⁰屋根上から床下機器までピッカピカの、銀色に輝く新車をご覧いただきました。⁰これから九州地区での走行試験に向けて準備します。 pic.twitter.com/EmQuZx4fiz</p>— JR貨物(公式) (@JR_FREIGHT_1987) December 9, 2021