横浜市営地下鉄・ブルーラインの新型車両「4000形」
横浜市交通局は2022年以降に、横浜市営地下鉄・ブルーラインに新型車両「4000形電車」を導入します。4000形は2022年に5編成、2023年に3編成の計8編成を導入し、2022年5月に第1編成が運行開始を予定しています。4000形の導入により、現行の3000A形電車と置き換えます。
4000形は横浜らしく「海辺の先進的な都会感」をコンセプトに、凛とした佇まいとスピード感を感じさせるデザインとなっています。先頭車両は、従来のブルーラインの面影を残しつつ、全体的に平面や直線のエッジを際立たせた造りとしています。様々な方向を向いた面が、見る角度とともに先頭形状の表情を変化させ、躍動感を感じさせるデザインです。
車内は、床面にブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面をグレーとし、出入口には注意喚起色であるイエローを配置した室内カラーリングになっています。また座席幅を拡大し座面の材質も見直したことで座り心地が向上しています。昨今心配されるセキュリティー向上を目的として、車内防犯カメラを1両あたり3台を設置。車両間の貫通扉はガラス製とし衝突防止対策として横浜をイメージしたパターンを施しています。
4000形は2021年12月中に納車され、試運転等実施し、来年の運行開始に向け準備が進められます。
