ロックバンド「フジファブリック」志村正彦の故郷、富士急行線下吉田駅で2021年12月22日(水)から、列車接近音が「若者のすべて」と「茜色の夕日」に変更されます。2009年に急逝したボーカル・志村正彦の歌声が地元で鳴り響きます。
下吉田駅の列車接近曲へ楽曲採用のきっかけは、志村氏と同級生の富士急行社員の思いからプロジェクトがスタート。約3年の年月を経て、すべての人の心に響く、志村氏の歌声・音楽が、この先もずっと在り続けるよう歌声をそのまま接近曲として採用しています。本来は2021年夏から楽曲を採用する計画でしたが、コロナ禍の状況を鑑み延期されていました。
今回採用する「若者のすべて」と「茜色の夕日」2曲の叙情的な雰囲気が表現された、オリジナルデザインのヘッドマークを掲出した車両も運行されます。運行期間は2021年12月22日(水)~2022年1月10日(月・祝)で、普通列車を中心に運転されます。
駅ホーム上には志村氏のプロフィールや、今回導入する楽曲の紹介を記載した特設パネルを設置。デザインは、フジファブリックのCDジャケットやグッズデザインも手掛けていた柴宮夏希氏が担当しています。