KDDIは2017年12月1日(金)、JR東日本と共同で第5世代移動通信システム「5G」 を用いた走行列車での8K/4K映像伝送実験を実施し、世界で初めて成功したと公表しました。
実験は、2017年10月17日(火)から10月19日(木)にかけて実施されたもので、約1.5キロメートルの区間に28GHz帯の実験システムを用いた通信エリアを構築、在来線試験電車「MUE-Train」を走行させ、先頭車両の4Kカメラで撮影した高精細映像の送信と、車内での8K映像ストリーミング受信を行ったものです。
また、MUE-Trainを上下線それぞれの方向に時速約100キロメートルで走行させた状況において、連続したハンドオーバーにも成功、走行中において最大1.7Gbpsのスループットを達成しています。