世界初となる阿佐海岸鉄道のデュアル・モード・ビークル(DMV)の営業運行が2021年12月25日(土)、ついに始まりました。多くの鉄道ファンや地域の方に見守られながら、DMV第1便が12時36分に阿波海南文化村を出発しました。
出発前に開催されたオープニングセレモニーでは、DMV車両の赤・青・緑全3色が勢揃い、記念すべき第1便はブルーの車両が務めました。
DMVは、徳島県海陽町と高知県東洋町を結ぶ海岸線を走行します。太平洋の海原を横目に、道路から線路、線路から道路へモードチェンジすることができます。鉄道路線として運行する区間は、阿佐海岸鉄道阿佐東線・阿波海南駅から甲浦駅までの約10kmです。始発の阿波海南文化村から阿波海南駅まではバスとして走行、阿波海南駅から甲浦駅までは鉄道としてレール上を運行します。甲浦駅からは再びバスモードへ切り替え、終点の道の駅 宍喰温泉までを結びます。
<p lang="ja" dir="ltr">三浦町長の号令で、世界初が走り出しました!! pic.twitter.com/BGTFimMBLs</p>— DMVの中の人 (@dmvjouhouhassin) December 25, 2021