JR山手線沿線の駅やまちを舞台に、アートと音楽の祭典「HAND!in YAMANOTE LINE -山手線でアートと音楽を楽しむ50日間-」 が2022年1月17日(月)からスタートしました。このイベントに関連して、1月18日(火)から運行を予定している特別編成「山手線 ver.HAND!by 東京感動線」が、大井町の東京総合車両センターで報道陣に公開されました。JR東日本E235系電車第11編成を使用した特別編成では、鉄道ファンで知られるニッポン放送の飯田浩司アナウンサーのオタク心くすぐる車内アナウンスも聞くことができます。このほか、中吊りアートギャラリーや、特別な車内放送、スマートフォンで楽しめるXRコンテンツなど「いつもとちょっと違う新しい乗車体験」を楽しむことのできる列車です。
車体のラッピングデザインは、シンプルにグリーンとホワイトの大きなドット柄に「HAND」や「東京感動線」のロゴが施されています。
【ニッポン放送随一の鉄道ファンアナウンサーが「特別な」車内放送を務めます】
「山手線 ver.HAND!by 東京感動線」では、通常の車内放送とは異なる特別な放送が流れます。通常の自動放送の後、ニッポン放送随一の鉄道ファンである飯田浩司アナウンサーが、沿線の歴史や鉄道唱歌、地域の魅力などを紹介します。鉄道ファンはもちろん、観光や地元に住んでいる方まで楽しめる情報が満載の内容です。なお、この放送は列車の混雑時・遅延等の場合などは放送を中止する場合があります。
【車内の中吊りアート、なんと購入できるんです!】
車内には全11両編成の各号車に11名の気鋭のアーティストたちの中吊り現代アート作品が24作品展示されています。作品は今回の特別編成のために製作されたもので、電車の中吊り広告にあわせたサイズです。紙の作品からアイロンビーズで製作されたものまで個性あふれるものを、通常の中吊り同様に身近に鑑賞することができます。作品と一緒に表示されているQRコードから情報を見ることがでます。さらに実際に展示された作品は、JR東日本の通販サイト「JREMALL」で、1月18日(火)から購入することができます。
今回この企画に携わったアートディレクションユニットの「MELTed MEADOW(メルメ)」は、「芸術作品、”特別なもの”という一歩引いたものから、普段、当たり前に利用する「電車」内で身近に感じてもらえたら」と、コメントしています。なお、購入できる作品は21作品です。
【車内コンテンツも充実】
さらにKDDIと協力したXRコンテンツとして、自身のスマートフォンでQRコードを読み取り、誰でも気軽にARアート・バーチャルトリップを楽しむことができます。
特別編成は1月18日(火)から2月1日(火)まで運行、山手線全50編成のうちのたった1編成しかないプレミアムな車両です。乗車できたら、いつもとちょっと 違う新しい体験ができる「山手線 ver.HAND!by 東京感動線」をぜひ1周してじっくり楽しんでみてください。
「山手線 ver.HAND!by 東京感動線」は、KDDI、ニッポン放送、モビリティ変革コンソーシアム、MELTed MEADOWの協力のもと実施されます。「HAND!」とは、”山手線で良い一日を!”という意味が込められた「Have A Nice Day」の頭文字です。