2022年の青春18きっぷが例年通り発売されることが発表されました。今年も春季、夏季、冬季の3期間で販売、価格はおとな・こども同額の12,050円です。
一人旅、グループ旅、帰省の往復など、その利用方法はあなた次第。そんなお得なきっぷとして有名な「青春18きっぷ」ですが、これまでにJRグループが発売と同時に駅などに掲出してきた宣伝・広告ポスターも毎回人気です。どれもとても素敵な写真ばかりで、その1枚から各地の旅情を感じることができ、多くのファンがいることも納得できます。そこで今回は、これまでポスターの舞台となった駅や路線で撮影された写真をいくつかご紹介します。せっかくなので、特別な場所へ行ってみるのはいかがでしょうか??
「青春18きっぷ」の舞台となった路線・駅
■2009年春版 | 長野県:飯田線 天竜峡駅~千代駅
2009年春のポスターの舞台となった長野県・飯田線 天竜峡~千代間。天竜川にかかる三遠南信自動車道天龍峡大橋下には「そらさんぽ天龍峡」という歩道があり、ここから飯田線の天竜峡方面と千代方面の両方を狙うことができます。
■2008年冬版 | 大分県:久大本線 由布院駅~南由布駅
2008年冬のポスターの舞台となった大分県・久大本線 由布院~南由布間。湯布院町と別府市にまたがる九州を代表する山「由布岳」(別名:豊後富士)を背景にしたダイナミックな写真が撮影できます。
■2010年夏版 | 鹿児島県:指宿枕崎線 大山駅~西大山駅
2010年夏のポスターの舞台となった鹿児島県・ 指宿枕崎線 大山~西大山間。写真は指宿市に所在する「JR日本最南端の駅・西大山」からの1枚です。どこか懐かしい田園風景と、美しくそびえ立つ別名「薩摩富士」と呼ばれる「開門岳」を望むことができます。
■2011年春版 | 北海道:函館本線(函館~長万部) 大沼公園駅~赤井川駅
2011年春のポスターの舞台となった北海道・函館本線 大沼公園~赤井川間。北海道駒ヶ岳とその火山活動によってできた大沼、小沼、蓴菜沼の湖沼から成る大沼国定公園内を弧を描くように走行する函館本線。森町、鹿部町、七飯町にまたがる北海道駒ヶ岳が美しいです。
■2000年冬版他 | 愛媛県:予讃線 下灘駅
2000年冬など、これまで3回もポスターの舞台となった愛媛県・予讃線 下灘駅。愛媛県伊予市双海町にある「日本一海に近い駅」のひとつとしても有名な駅です。数々のテレビドラマや映画、CMなどのロケ地としても知られ、今では鉄道ファンのみならず、全国から多くの人が訪れ、SNSの人気フォトスポットとなっています。
■2003年春版他 | 岐阜県:高山本線 焼石駅〜飛騨金山駅
2003年春などのポスターの舞台となった岐阜県・高山本線 焼石〜飛騨金山間。岐阜県下呂市金山町にある大船渡ダムに架かる橋は、人気撮影スポットです。水鏡のような水面に映る列車が、とても幻想的で美しい1枚です。
実際に訪れてその空気を感じ、同じ構図で写真を撮るもよし、はたまた舞台でなくても、自分おすすめの青春18きっぷポスター風写真の舞台を見つけたりするのも楽しいですね。きっぷは春季、夏季、冬季3種、ゆっくりじっくり計画して、全国津々浦々を巡ってみるのはいかがでしょうか?