JR東日本は2022年2月8日(火)、将来のドライバレス運転で必要とされる技術開発として、障害物検知システムの開発を推進していくと発表しました。
JR東日本が開発中の障害物検知システムは、車両前方にステレオカメラを搭載して障害物をリアルタイムで自動検知するもので、JR東日本研究開発センターの先端鉄道システム開発センターが開発しています。
これまでは、車両に適したカメラの開発や画像処理の精度向上のため、209系「MUE-Train」や、京浜東北・根岸線の車両に搭載、首都圏で走行試験が実施されてきましたが、2022年度はカメラと画像処理装置の小型化開発を行い、走行試験を実施する計画です。
その後、2023年度から営業列車へ搭載して通常走行時のデータの蓄積、機能改善を継続することで、システムを乗務員の運転支援や将来のドライバレス運転に適用することを目指しています。