新しくなったJR九州社員研修センター
JR九州が建替え工事を進めていた福岡県北九州市門司区の社員研修センター新校舎が完成し、2022年3月3日(木)に完成式を実施します。新研修センターは同社初の「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」(ZEB)を実現した環境配慮型の建物です。ICT環境が整備された施設には実習室、実習線に加え模擬駅、模擬ホームを新設、在来線総合実習室には813系電車とみられるモックアップも設置されています。
在来線総合実習室
社員研修センターは2020年3月から老朽化への対応や社員の教育環境整備・充実化を目的として建替えが始まり、工事が進められてきました。施設は、敷地面積約41,400㎡、延べ床面積10,300㎡の、教室や実習室を備えた地上2階建ての研修棟と、乗務員養成など長期間の研修への対応を行う地上4階建ての生活棟です。
JR九州は、「学び、挑戦する人づくり」の場として相応しい教育環境の創出を機に、今後も引続き安全とサー ビスを支える人材の育成を進めていくとしています。
