2030(令和12)年度末に新函館北斗~札幌間の延伸を予定している北海道新幹線。北海道二海郡八雲町は2022年2月22日、中間駅となる新八雲(仮称)駅のデザインコンセプトを公表しました。駅舎のデザインコンセプトは「牧場の中にある駅」で、周辺の牧歌的風景に相応しいシンプルなデザインとし、山・川・草原・放牧風景が見渡せるような駅舎を提案しています。
新八雲(仮称)駅は、太平洋(内浦湾)と日本海の2つの海をもつ八雲町に建設される新駅です。在来線の函館本線 八雲駅から約3km離れた酪農地帯の春日地区へ設置を予定しています。
八雲町は酪農を全面に打ち出した駅周辺の整備方針を、建設を進める鉄道・運輸機構へ提出しました。今後、同機構がこの提案を基に、駅舎素案の検討を進めます。