足湯新幹線「とれいゆつばさ」、白銀の奥羽本線駆け抜け定期運行終了

ニュース画像:「とれいゆつばさ」2020年12月撮影(shingenさん撮影) - 「足湯新幹線「とれいゆつばさ」、白銀の奥羽本線駆け抜け定期運行終了 」
「とれいゆつばさ」2020年12月撮影(shingenさん撮影)

©shingenさん

2022年3月6日(日)、JR東日本E3系新幹線電車(R18編成)「とれいゆつばさ」が定期運行を終了しました。これまで、のべ約65,000人以上の利用客に愛され、約7年の歴史に幕を閉じました。定期運行最終列車の新庄発福島行き「とれいゆつばさ2号」は、定刻より少し遅れ、東北らしい雪景色の中、奥羽本線を駆け抜けました。

「とれいゆつばさ」は、新幹線初のリゾート列車として2014年7月にデビューしました。車両は元秋田新幹線「こまち」として活躍したE3系を改造。奥羽本線(山形新幹線)福島〜新庄間で土休日を中心に運行、足湯を楽しむことのできる新幹線として人気を博しました。

ニュース画像 1枚目:人気の車内の「足湯」(たなかいさん撮影)
人気の車内の「足湯」(たなかいさん撮影)

©たなかいさん

愛称の「とれいゆつばさ」は、「トレイン(列車)」とフランス語で太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語。車窓を眺めながらくつろげる「足湯」や、畳敷きシートの「お座敷指定席」、山形県産の地酒やワイン、ジュースなどを豊富に取りそろえた「バーカウンター」が設置された、「のってたのしい列車」です。

ニュース画像 2枚目:「とれいゆつばさ」車内の様子(キイロイトリさん撮影)
「とれいゆつばさ」車内の様子(キイロイトリさん撮影)

©キイロイトリさん

3月6日の定期運行終了後は、さまざまな旅行商品専用の団体臨時列車ツアーが開催される予定です。

ニュース画像 3枚目:E3系「とれいゆつばさ」2021年7月撮影(蜜 柑さん撮影)
E3系「とれいゆつばさ」2021年7月撮影(蜜 柑さん撮影)

©蜜 柑さん

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