JR北海道は、2030年度末に開業予定の北海道新幹線延伸に伴い設置される「新幹線札幌駅」の概要について発表しました。
新たに建設される「新幹線札幌駅」のコンセプトは「大地の架け橋」。札幌の活力ある都市の街並みと、北海道の雄大な大自然をつなげる架け橋として、創成川に面した新しい札幌の顔となるようなイメージです。
「新幹線札幌駅」は現在の札幌駅から少し離れた東側に所在。離れた新幹線と在来線の相互乗換えを快適にするため「動く歩道」を設置します。また、新幹線駅舎と在来線駅舎の中間に位置する再開発ビルのアトリウム空間には、新幹線/在来線乗換口、新幹線改札口、在来線改札口を設けます。新たな札幌の玄関口となるアトリウムは、交通結節点として地下鉄・バス・タクシーなど、他交通機関とスムーズな乗換えが可能です。
今回、JR北海道が提出した新駅舎の本デザイン案を地元自治体である札幌市へ提案、これを受けて札幌市は4月以降にデザインに関するアンケートを実施する予定です。