JR東日本は2022年3月16日(水)に発生した、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震による被災状況について発表しました。
3月17日(木)12時現在での被災状況は、福島〜白石蔵王間で、H5系新幹線の脱線、高架橋など土木構造物の損傷や電柱の折損、 軌道変位、福島駅設備の破損など新幹線設備の様々な箇所に大きな被害が確認されています。在来線の設備についても、一部損傷が発見されています。
なお、同社は引き続き設備点検を実施中で、今後も新たな被害箇所が見つかる可能性や、余震等により新たな被害 が発生する可能性も示唆しています。
この影響で3月17日(木)12時現在、東北新幹線は那須塩原~盛岡間で運転を見合わせています。JR東日本は、全線運転再開までには相当な期間を要する見込みとし、一部区間の運転再開を含め、早期復旧に取り組むとしています。