JR東日本の観光列車「いろは」(205系電車600番台 Y3編成)は2022年3月26日(土)、団体臨時列車「さよなら いろは日光号」の運行をもってラストランを迎えました。強風が吹く中、運行する大宮〜日光間の駅や沿線には多くのファンが集まり、最後の勇姿を目に焼き付けていました。3月12日のダイヤ改正で宇都宮線・日光線での205系の運用が終了、本日の「いろは」引退により、全列車が撤退となりました。
「いろは」は、JR東日本の「のってたのしい列車」として2018年4月にデビュー、車両は日光線・小山車両センター所属の205系600番台を改造しています。愛称は、日光の名所「いろは坂」と「物事のいろは」の掛け合わせに由来します。風光明媚で観光名所の多い宇都宮〜日光間で運行され、温かみの感じられる車内には大型荷物置き場や日本らしい木の手すり・つり革など多くの外国人からも人気を得た車両でした。
宇都宮線・日光線205系の撤退で、3月12日から新型車両E131系電車600番台が運行を開始しています。