富士山に一番近い鉄道として知られる富士急行線が2022年4月1日(金)、富士急行から分社化し「富士山麓電気鉄道」として新たな一歩を踏み出しました。1926(大正15)年の創立した当時の名が新会社として令和の時代に復活します。
3月31日(木)夜には、富士急行としての最終列車から富士山麓電気鉄道としての始発列車に乗車する日付跨ぎの「富士急行から富士山麓電鉄ミッドナイトツアー」が実施されました。
また、4月1日(金)14時からは、河口湖で富士山麓電気鉄道誕生記念列車「思い出ギャラリートレイン」出発式を開催します。車内には駅に設置したポストやノート、SNSに寄せられた富士急行線に関する思い出エピソードや創業時の写真など装飾が装されます。出発式には、沿線自治体のマスコットキャラクターも登場し、富士山麓電鉄の門出を祝福します。
下吉田駅ではレトロな「復刻 硬券乗車券」の発売、河口湖駅は「鉄道廃品オークション」を開催、通販サイトでも富士山麓電気鉄道の開業にちなんだオリジナルグッズ販売を実施します。
春の訪れとともに、富士山の麓で地域と共に歩み続ける富士急行線は、新たな社名とともに走り出します。