山陽新幹線イメージ(N700S新幹線 山陽5632F/utさん 2021年09月18日撮影)
JR西日本は2022年5月9日(月)以降順次、山陽新幹線車内において「ビジネスブース」を試験導入します。「ビジネスブース」では、周囲を気にすることなく、短時間の打ち合わせや、WEB会議などを最大2名まで利用することができます。導入車両はN700S新幹線(16両編成)の3編成で、当面の間、無料で利用可能です。
現在、山陽新幹線「のぞみ」7号車では、「車内でパソコン等を使って気兼ねなく仕事をしたい」という方向けに「S Work車両」を設定。今回の「ビジネスブース」の試験導入で、通話を伴う打ち合わせも気軽に行うことができ、よりシームレスに仕事が出来る環境を創り出し、「場所と時間に捉われない働き方」の具現化を進めます。
「ビジネスブース」は7・8号車間のデッキ部分に設置、テーブル、ハイチェア、コンセントが備え付けらます。サービス提供区間は東京～博多間、1回30分以内で7号車の利用者を対象に1グループ2名までです。乗車後、利用者自身のスマートフォン等で、7号車座席の案内リーフレットに記載のQRコードから予約サイトにアクセスし、 順番を確保することができます。利用者がいない場合には、ビジネスブース内のタッチパネルを直接操作して、利用を開始することも可能です。
山陽新幹線車内に試験導入する「ビジネスブース」イメージ
