完成イメージ
京王電鉄とJR東日本は、2022年4月13日(水)、新宿駅西南口地区の開発計画について詳細を公表しました。
計画では、約1.9haの土地に店舗や宿泊施設が入居する複合ビル2棟が整備されるもので、全体工期は2023年度から2040年代の完成予定です。
甲州街道を挟んで北側、京王百貨店方面の「北街区」では、延べ床141,500平方メートル、地上19階、地下3階のビルが、街道南側の「南街区」では、延べ床150,000平方メートル、地上37階、地下6階のビルが整備されます。甲州街道を跨ぐ形で両ビルを結ぶ、歩行者デッキも整備される計画です。
今後、東京都の国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとして、内閣総理大臣による区域計画の認定に向け、東京都、新宿区、渋谷区の都市計画審議会や国家戦略特別区域会議等の手続きが進められていく計画です。
今回発表された西南口開発計画のほか、2029年度に竣工予定の小田急電鉄と東京メトロが進める新宿駅西口地区での高層ビル建設など、新宿駅周辺の一体的な再編計画「新宿グランドターミナル」が活発に進められます。
