JR東日本は2022年4月27日(水)、自社で保有する蒸気機関車のうち「C58 239 SL銀河」「C61 20 SLぐんまよこかわ・みなかみ」「C57 180 SLばんえつ物語」の3機を使用し汽笛一斉吹鳴します。汽笛一斉吹鳴の様子は、YouTubeのJR東日本公式チャンネルでライブ配信します。
汽笛一斉吹鳴は1872年10月14日に日本で鉄道が開業し、2022年で150年を迎えることを記念した「鉄道開業 150 年キャンペーン」の一環で実施します。ライブ配信では、SLを熟知した検修社員による汽笛一斉吹鳴のライブ映像のほか、担当社員のインタビューを配信。さらに、この企画に賛同した鉄道各社が保有するSLの録画映像も紹介します。
「C58 239」は2014年1月に盛岡車両センター所属として復活し、2014年4月から花巻~釜石間で「SL銀河」として運行を開始しました。
「C61 20」は2010年から大宮総合車両センターで復元工事を実施し、2011年3月31日に高崎車両センター高崎支所(現:ぐんま車両センター)所属として復活しました。現在は主に上越線高崎~水上間の「SLぐんまみなかみ」、信越線高崎~横川間の「SLぐんまよこかわ」として運行しています。
「C57 180」は1998年に動態復元し、1999年4月29日から「SL ばんえつ物語」として新津~会津若松間で復活を遂げました。大きな動輪と細いボイラーのバランスが優美に見える姿から“貴婦人”という愛称で親しまれています。
■汽笛吹鳴を実施する紹介予定会社
JR九州、JR西日本(京都鉄道博物館)、 東日本鉄道文化財団(鉄道博物館)、東武鉄道、
秩父鉄道、真岡鐵道、伊予鉄道、小湊鉄道