相模グループは2022年4月26日(火)、2022年度の設備投資について、運輸業では総額170億円のうち鉄道事業164億円、バス事業に6億円の設備投資を実施すると発表しました。この中で、2023年3月に開業を予定している相鉄・東急直通線用(東急線内は目黒線直通用)の「相鉄21000系電車」を、2021年度に引き続き、さらに3編成の導入を予定しています。
鉄道事業の設備投資では、安全・安定輸送の確保の観点からホームドアの設置を引き続き進めます。今年度は、瀬谷(1・4番線)、三ツ境、南万騎が原、緑園都市、弥生台、いずみ野、いずみ中央の7駅に設置する予定です。また、列車安全運行のための本線の軌道改良、鶴ケ峰駅付近付近の連続立体交差事業の工事着手を目指します。
鉄道サービスの向上では、2023年3月に開業を予定している相鉄・東急直通線用車両「21000系」を順次導入します。今年度は、3編成・24両を導入予定で、全9編成導入予定のうち、7編成が導入済みとなります。
このほか、海老名駅の改良工事として、北口および南口2階への改札口の増設、ホームドアの新設、生活支援施設の整備を実施するとともに、駅舎の建て替えを行います。今年度は、北口改札を新設する他、南口改札新設に向けた準備工事として鉄骨製作・架設や新駅舎構築などを予定しています。