東武鉄道、駅バリアフリー料金制度活用へ ホームドア整備を加速

ニュース画像:東武鉄道の駅ホームドア(2022年03月26日乗車 トレインさん撮影) - 「東武鉄道、駅バリアフリー料金制度活用へ ホームドア整備を加速」
東武鉄道の駅ホームドア(2022年03月26日乗車 トレインさん撮影)

©トレインさん

東武鉄道は、2021年12月に国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することにより、ホームドア整備駅の拡大を検討、整備の推進を加速化すると発表しました。

東武鉄道はこれまでに、ホームにおける転落防止等、さらなる安全性の向上を目的に合計40駅をホームドア整備対象駅としています。すでに2021年度までに国・関係自治体の支援のもと11駅での整備を完了しています。今後は、2023年春を目途に「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することにより、従来の40駅に加え、整備対象駅の拡大を検討、整備の推進を加速化する計画です。

また、ホームドア以外の駅設備のバリアフリー化についても同制度を活用、2025年度までに1日の利用者数が3,000人以上の駅と、2,000人以上の駅であり且つ重点整備地区内の生活関連施設である駅については原則として全てバリアフリー化、国の基本方針における目標の達成を目指す計画です。

東武鉄道は詳細については、国へ「鉄道駅バリアフリー料金制度」の整備等計画を届出する際に改めて発表するとしています。

鉄道駅バリアフリー料金制度については2023年3月頃に、JR東日本と東京メトロがこの制度を利用することをすでに発表していて、両社とも運賃の10円値上げが実施されます。

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