京急「ホームドア」、2030年代中ごろに全駅へ 設置完了駅では事故ゼロ

ニュース画像:羽田空港第3ターミナル駅のホームドア(2020年02月10日乗車 やまやまさん撮影) - 「京急「ホームドア」、2030年代中ごろに全駅へ 設置完了駅では事故ゼロ」
羽田空港第3ターミナル駅のホームドア(2020年02月10日乗車 やまやまさん撮影)

©やまやまさん

京急電鉄は2022年5月11日(水)、2022年度の鉄道事業設備投資計画について発表しました。計画では、ホームドア設置工事の推進を掲げていて、今後2030年代中ごろまでに全駅でのホームドア・ホーム固定柵の設置を⽬指す考えです。

京急は、ユニバーサルで快適な輸送サービスの提供として乗客のホームからの転落や列車との接触を防止するため,ホームドア設置工事を進めています。2021年度末現在、京急線の平和島駅、京急蒲田駅、京急川崎駅、京急鶴見駅、横浜駅、上大岡駅、追浜駅、羽田空港第3ターミナル駅、 羽田空港第1・第2ターミナル駅の9駅でホームドアの設置が完了しています。設置が完了した9駅では、⼈⾝事故・転落事故が発⽣しておらず、安全性・バリアフリー機能向上に一定の効果があるとしています。

なお、2022・2023年度には、梅屋敷駅、八丁畷駅、生麦駅、京急東神奈川駅、日ノ出町駅、 弘明寺駅、杉田駅、金沢文庫駅、金沢八景駅、汐入駅の10駅に設置を予定しています。

今後、利⽤状況や昨今の事故発⽣状況などを総合的に踏まえた優先順位をもとに、2030年代中ごろの全駅設置に向けて整備を進める予定です。

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。