都営三田線の新型6500形、ついにデビュー!採用第1号のパンタグラフにも注目

ニュース画像:三田線の新たな「顔」登場!(都営6500形 BBsanさん 2022年02月17日撮影) - 「都営三田線の新型6500形、ついにデビュー!採用第1号のパンタグラフにも注目」
三田線の新たな「顔」登場!(都営6500形 BBsanさん 2022年02月17日撮影)

©BBsanさん

東京都交通局の三田線用新型車両「都営6500形電車」が、2022年5月14日(土)にデビューしました。三田線では1993年から2000年にかけて37編成製造された6300形以来、22年ぶりとなる新型車両6500形。直線的な角ばったフォルムが特徴の車両には、今回が採用第1号となるパンタグラフが搭載されています。

6500形とは?

6500形は1編成当たり、現行の6両から8両へ増えることから、定員が約300人に増加し、輸送力も増強されます。誰もが使いやすいユニバーサルデザインを取り入れた快適な車内には、広いフリースペースや、低い吊り手と荷棚を採用しています。地下鉄車内で無料Wi-Fiサービスを提供、車内照明はLEDで省エネルギー化、全車両に防犯カメラも設置し、セキュリティの強化にも対応した安心・安全な車両です。

ニュース画像 1枚目:6500形 車内の様子
6500形 車内の様子

©東京都交通局

また、都営地下鉄では初めて、走行中の車両各装置の動作情報を車両基地に伝送できる「車両情報収集システム」を導入します。「車両情報収集システム」は、車両の状態をリアルタイムに可視化することで車両異常時には、詳細な状況を指令員と保守作業員が迅速かつ正確に共有することで、復旧作業等を円滑に実施できます。また、データを自動的に蓄積し、機器毎の詳細な傾向分析等が可能に。この分析結果を活用し、異常の早期発見や部品交換周期の最適化など、より効果的な予防保全に繋げることができます。

初搭載!東洋電機製造「シングルアーム形パンタグラフ」とは?

さらに、6500形に初搭載されるのが「シングルアーム形パンタグラフ(集電装置)」です。このパンタグラフは、鉄道車両用の電機品の開発・製造を行う東洋電機製造の新型で、今回が営業車として採用される第1号です。新型パンタグラフは2021年11月に開催された「鉄道技術展」で公開され、当時は試験運用中の新型として会場でも注目を集めました。

新型パンタグラフは、上下枠(アーム)を従来の角型バイブから丸型パイプへモデルチェンジしたもので、大きな特徴は品質・メンテナンス性が向上した製品といえます。溶接して製造する角パイプから、シームレスな丸パイプに変更することで、溶接箇所(面積)の削減と降雪時の着雪による動作不良の対策が図られています。また、主ばねやバランスロッドのサイズアップ、軸受変更などで寿命延伸を考慮。さらに、従来型のパンタと部品の共通化を基本とすることで互換性が考慮され省メンテナンス化が実現します。

ニュース画像 2枚目:搭載第1号となる「シングルアーム形パンタグラフ 丸型」
搭載第1号となる「シングルアーム形パンタグラフ 丸型」

©東洋電機製造

新たな機器を搭載し、満を持して登場した三田線の新たな「顔」6500形。2月末現在、志村車両検修場に9編成が在籍、今後2022年度末までに計13編成まで導入が進む計画で、現行の6300形と順次置き換えられます。

運行初日の5月14日(土)は1編成が三田線内 西高島平駅から白金高輪駅の間で運行します。以降は、運行範囲を拡大し、相互直通運転を行う東急目黒線 日吉駅まで運行予定です。

ニュース画像 3枚目:今後2022年度末までに13編成が揃います(都営6500形 いるふぃーぬさん 2022年02月26日撮影)
今後2022年度末までに13編成が揃います(都営6500形 いるふぃーぬさん 2022年02月26日撮影)

©いるふぃーぬさん

期日: 2022/05/14から

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