イギリス ロンドン交通局が運営する「クロスレール(エリザベスライン)」が、2022年5月24日(火)に一部区間で開通します。イギリス王室のエリザベス女王が即位されて70周年となる記念の年に、同名の路線が開業を迎えることになります。
エリザベス線は西のレディング、ヒースロー空港から、ロンドン中心部を通り、東のシェンフィールド、アビーウッドまでを結ぶ総延長100kmを超える路線で、そのうち42kmがロンドン中心部の地下トンネルです。今回運行を開始するのは、パディントンからアビーウッド間です。
当初の計画では2018年から2019年頃に開業を予定していましたが、工期の延長により予定よりも3年以上遅れての開業を迎えます。今後全線での開業は2023年5月を予定し、中心街からヒースロー空港までの所要時間が大幅に短縮されます。