東武鉄道とJR東日本は2022年5月24日(火)、「ドライバレス運転」実現に向け、協力して検討を進める方針を発表しました。
両社が協力するのは、運転士がいない状態で列車の営業運転を行う「ドライバレス運転」に関する内容です。これまで、2022年1月に覚書を締結し、自動運転システムとそれに伴う保安設
備に関し、技術検討を協力して進めることで合意していました。仕様の共通化などによって、導入のスピードアップや開発コストの軽減を図る計画です。
東武鉄道は、2023年度以降に東武大師線においてドライバレス運転にあたる添乗員付き自動運転(GoA3)を実施するための検証試験を進めています。一方のJR東日本は、山手線の営業列車2編成で、2022年10月頃から2カ月程度、自動運転を目指した実証運転を行い、 性能の確認や知見の蓄積を行う計画です。