JR東海の新型特急車両「HC85系」は2022年7月1日(金)に運行を開始、一部の特急「ひだ」としての運用を予定しています。
7月1日(金)以降に新型車両で運転する列車は「ひだ1、4、10、17号」の4本です。8月1日(月)以降については「ひだ1、2、4、10、15、17号」に充当される予定です。都合により急遽、他の車両で運転する場合があります。
「HC85系」は、電力で動く電車方式と、発電用のディーゼルエンジンと蓄電池で電力をまかなうハイブリッド車両です。2019年に試験走行車の4両1編成が新製され、試験走行を実施してきました。ハイブリッドシステムにより、安全性・快適性の向上や環境負荷の低減を図りつつ、この方式の鉄道車両としては国内初の最高速度120km/hでの営業運転が実現します。
なお、営業運転に先立ち、6月25日(土)、6月26日(日)の2日間、高山駅スタートの「さわやかウォーキング」で「キハ85系気動車」とともに新旧車両展示を実施します。