北陸鉄道は2022年7月9日(土)から浅野川線で、京王電鉄井の頭線運行当時のカラーを再現した北陸鉄道8000系8802編成の運行を開始します。浅野川線では新型車両導入に伴い、8802編成が間もなく引退することからこの企画を実施。初日には、復刻カラーを施し工場から出場する姿の初公開や構内の入換車両に体験乗車できるお披露目&撮影会ツアーも開催予定です。
北陸鉄道8000系は京王電鉄井の頭線で運用していた京王3000系を譲り受けたものです。 全7色のカラーリングが施された京王3000系は、井の頭線から引退した後も、全国の地方鉄道で活躍していますが、車体の裾絞りが無く、客室扉が片開きである初期型編成の2編成は、浅野川線でのみ運用する貴重な車両です。
復刻するカラーは8802編成(8802+8812号車)が京王電鉄時代にまとってた「アイボリーホワイト」色を再現します。運行開始は7月9日(土)の「お披露目&撮影会ツアー」終了後以降で、運行時間は日によって異なります。
「お披露目&撮影会ツアー」は午前と午後の2コースを開催、旅行代金は各回おとな1名10,000円、こども8,000円、募集定員は各回30名の計60名です。申し込みは6月21日(火)9時から、北陸鉄道グループ旅行センターで電話で受け付けます。